ギリシャ語でファイトは植物を、ケミカルは化学物質を意味し、ファイトケミカルとは植物由来の化学物質のことです。
ファイトケミカルは植物が虫や紫外線などから身を守るためにもつ物質なの、ファイトケミカルを人間が摂ることにより、体内で強力な抗酸化力を発揮してくれます。
ファイトケミカルは植物のもつ色、味、香りなどから分類され、摂取するファイトケミカルにより得られる効果が異なります。
ファイトケミカルの1つ目の効果は血中脂肪の燃焼効果で、これはメタボリック症候群の予防に繋がります。
血中脂肪を燃焼させるには色素系のファイトケミカルを取る必要があります。
特に冬から春にかけて、冬に蓄えた脂肪が血中に出てくので、色素のファイトケミカルを摂りると効果的です。
色素系のファイトケミカルは色が濃い野菜や果物に多く含まれていますが、脂肪の燃焼に最も効果的な食材はローズマリーです。
ローズマリーに含まれる色素系ファイトケミカル(ジテルペノイド)に、活性酸素を強力に抑え、脂肪の燃焼を促進させる効果があるためです。
ジテルペノイドは、運動した時と同じような脂肪燃焼効果のある成分です。
血中脂肪を燃焼させるのに効果的なローズマリーの1日の摂取量は2cm(0.2)と非常に少ないので、簡単に摂取することができます。
ローズマリーはにおいが強いと思われる方もいるかと思いますが、ローズマリーの葉の部分を細かく刻み自然塩と混ぜ調味料として使うと食べやすくなります。
自然塩のミネラルにも脂肪燃焼効果があるので、ローズマリーと組み合わせることにより相乗効果が得られます。
ローズマリー10cm(10g)に自然塩大さじ2杯を加えれば、約5日分の調味料ができあがります。残ったら冷蔵庫に保存しておきましょう。
ローズマリーは葉の部分に有効成分があるので、葉の部分をしっかり使うようにしましょう。
ファイトケミカルの2つ目の効果は悪玉コレステロールの強化防止で、これは動脈硬化や心筋梗塞の予防に繋がります。
悪玉コレステロールの参加を防ぐには色系ファイトケミカルを摂る必要があり、鮭がお勧めです。
鮭に多く含まれる色素系ファイトケミカル(アスタキサンチン)に、悪玉コレステロールの酸化抑制効果があるためです。
鮭は野菜や果物ではありませんが、食物連鎖で最終的に鮭にアスタキサンチンがたくさん蓄えられるのです。
アスタキサンチンは、ビタミンEと比べると悪玉コレステロールの酸化を90%以上抑制してくれます。
アスタキサンチンは水には溶けませんが油には溶けて出てくるため、鮭をオリーブ油で調理すると、アスタキサンチンの吸収率を5倍も高めることができます。
オリーブ油にも、脂肪燃焼効果や悪玉コレステロールの酸化を抑制する効果があります。
ファイトケミカルの3つ目の効果は白血球の増強で、これは免疫力が強化されたり花粉症の予防に繋がります。
白血球の増強には香り系のファイトケミカルが効果的で、その中でもバナナがお勧めです。
バナナに含まれる香り系ファイトケミカル(オイゲノール)には、白血球を増強させ長時間免疫活性する効果があります。
包丁でバナナの皮に傷をつけて30分おいた後で食べると、バナナの免疫機能が強まるのでより効果が高まります。
シュガースポットと呼ばれるバナナの皮の黒い斑点が出ているバナナの方が8倍効果が得られます。
最後は、ファイトケミカルの血栓の予防効果で、これは脳塞栓や肺塞栓の予防に繋がります。
血栓を予防するには苦味系のファイトケミカルが効果的で、玉ねぎがお勧めです。
玉ねぎに含まれる苦味系ファイトケミカル(イオウ化合物)に、血小板の凝集をを予防する効果があるためです。
玉ねぎを空気に触れさせることにより血栓を溶かすチオスルフィネートが生成されるため、玉ねぎを食べる時には細かく切ってから30分放置するようにしましょう。
玉ねぎはチオスルフィネートの他に、整腸作用があるフラクトリオリゴ糖、抗酸化作用がありケルセチンも含んでいます。
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