食べ物(食事法)とヨガで体が若返るボディエンザイムのやり方
食べ物(食事法)とヨガで体が若返る
ボディエンザイムのやり方を紹介します。
ボディエンザイムの内容
ボディエンザイムには
1週間行う基本メニューと、
最初と最後の2日間に行う
特別メニューがあります。
腸にどんなに良いことをしても
腸が汚れていては意味がないので、
まず基本メニューで腸内によい菌を植え付け
腸が正常に働く環境を作ります。
最初の2日間では腸内に貯まっている便や
ガスを徹底的に対外に出し、最後の2日間で
腸内に定着してきた良い菌を増やします。
ボディエンザイムで1週間で腸の働きが復活し、
1年間はボディエンザイムの効果が続きます。
ボディエンザイムを行う上で
守らなければならないルールがあり、
たった1週間なので以下のルールを守って下さい。
1.1日3食食べる。
2.間食はしない。
3.肉を食べるなら脂肪の少ない物を食べる。
(豚肉より鶏肉)
4.お酒はなるべく控える。
(ビールグラス、焼酎ロックグラス1杯程度)
ボディエンザイムの基本メニュー
毎日行い腸内をきれいにする基本メニューでは、
以下のことを行います。
1.腸の働きを活性化してくれる
ヨーグルトを1日250グラム食べる。
1度に食べるより数回に分けて食べると
より取り入れ易くなります。
ヨーグルト(砂糖が入ってないものがお勧め)は、
腸に善玉菌を植え付け腸内環境を改善してくれます。
2.腸によい食物繊維を摂る。
ただ、食物繊維は間違った取り方をすると
便秘になる可能性があるので注意が必要です。
食物繊維には不溶性と水溶性の2種類があります。
不溶性は腸内で水分を吸うと膨らむので、
腸のぜん動運動が弱い時に不溶性を取ると
便がつまる原因になります。
よって、食物繊維には使い分けが必要です。
腸の働きが弱い週の前半では、
水溶性の食物繊維を摂ります。
水溶性の食物繊維が含まれる食べ物はバナナ、
海藻類(ワカメ、コンブなど)、シイタケなどです。
腸の働きが改善されてきた週の後半では、
不溶性の食物繊維を摂ります。
不溶性の食物繊維が含まれる食べ物はゴボウ、
インゲン、サツマイモ、ブロッコリーなどですが、
毎日の食事に取り入れるは難しいかもしれません。
そこで、寒天がお勧めで、
寒天に含まれる食物繊維は液体の時は水溶性、
固体になると不溶性になるからです。
粉寒天をお茶などに溶かせば水溶性食物繊維に、
角寒天やトコロテンにすれば不溶性食物繊維を
摂取できます。
このように、寒天は水溶性と不溶性の
食物繊維を摂取できる便利な食べ物です。
1日4グラムが目安の摂取量ですが、
粉寒天を摂る場合は1回の食事につき
ティースプーンすりきり1杯が適量です。
粉寒天はお茶の他に味噌汁やシチューに入れ、
角寒天はサラダに混ぜると簡単に摂取できます。
3.パワーヨガを朝晩行う。
腸が汚れてしまう原因の1つに
腸下垂(ちょうかすい)があります。
腹筋や背筋などの筋肉の衰えにより
腸を支えることができず腸が下がってしまうので、
パワーヨガを行うことで腸を支える筋肉を刺激し
腸下垂を改善します。
腸下垂になると下っ腹が出たりしますが、
パワーヨガを行うと腸の状態が改善するだけでなく
腸下垂からくる体型の崩れも予防できます。
ヨガではなくパワーヨガ?と
難しそうに思う方もいるかもしれませんが、
パワーヨガは誰でも簡単にできます。
まず、ヨガの基本は呼吸です。
鼻から吸って鼻から吐く呼吸がポイントで、
腸のぜん動運動をつかさどる副交感神経を
正常に保つのに効果的です。
ボディエンザイムの基本メニューで行う
パワーヨガの動作は以下の2つです。
ポーズの間は鼻で呼吸するようにして下さい。
A.ひねり三角のポーズ
よつんばいの姿勢になって右足を一歩前に踏み出し、
右手をお尻の上に乗せて左手を右足の右側に近づけ、
息を吸いながら身体を右へひねり右手を上に向かって
真っすぐ伸ばし、その姿勢を30秒キープします。
これを左右交互に2回繰り返しますが、
このポーズによって鍛えられるのが腸腰筋です。
腸腰筋を鍛えるとぜん動運動が促進され、
腸の働きがより活発になります。
B.太陽を仰ぐポーズ
まず、両足を腰幅に開いて立ち、
息を吸いながら両腕を身体の横から上に伸ばし、
頭の上で手を合わせます。
その後、息を吐きながら合わせた手を体の正面から
ゆっくり両腕を下ろし、これを1分間繰り返します。
このポーズは、ひねり三角のポーズの前後に行います。
腸によい効果をもたらすために
1と2のパワーヨガのポーズは朝と晩に行いますが、
食後2時間以内は避けるようにして下さい。
朝と晩の2回パワーヨガを行う理由は、
腸のぜん動運動を促進するモチリンというホルモンが
空腹時に一番多く分泌されるからです。
朝食前や就寝前にパワーヨガを行えば、
より腸が活発に働くのです。
たったこれだけのことをするだけで、
腸の状態が良くなって身体が若返り、
腸下垂も改善されます。
この基本メニューを1週間毎日行うと、
腸内環境は改善されていきます。
ボディエンザイムの特別メニュー
ここからは特別メニューについて解説します。
最初の2日間に行う特別メニューですが、
キーワードは「出す」です。
それはよい食事を摂ったりヨガを行うことに加えて、
貯まっている便やガスを出す必要があるからです。
そこで、最初の2日間は腸内の汚れを取り除きます。
水分を摂ると便が柔らかくなり排出しやすくなるので、
1日の目安は2リットルで数回に分けて飲みます。
そして、もう1つの「出す」秘策はオレイン酸です。
オレイン酸は、腸を刺激してぜん動運動を促進します。
オレイン酸を含む食品には、オリーブ油、ゴマ油、
紅花油、オリーブの実、カシューナッツ、牛乳などで、
これらを普段の食事に混ぜて摂取します。
オリーブ油なら1日1杯半で十分です。
パンにオリーブ油をかけたり、
イワシとオリーブ油のオーブン焼きなど、
オリーブ油を使った料理はたくさんあります。
腸内に貯まっている便やガスを出すために、
ここでも以下のヨガのポーズを行います。
1.Vのポーズ
仰向けになって両手を頭の後ろで組み、
両足(膝)を曲げ額に近づけます。
この時、尾骨が上がっていることを意識し、
息を吐きながら片足を床と水平に伸ばして
体を内側にひねり、これをゆっくりとした
呼吸で左右交互に1分間繰り返します。
この時、足の指を開くと
しっかり足を伸ばすことができます。
Vのポーズを行うとお腹で一番大きい
腸の上の筋肉である腹直筋が収縮し、
腸に詰まっている便が押し出されます。
基本メニューに加えて特別メニューを行うと、
今まで便秘の便が出るといった効果が現れます。
次に、ボディエンザイムの最後の2日間で行う
特別メニューについて解説します。
キーワードは「育てる」で、最後の2日間では、
基本メニューに加えて特別メニューを行うことで
善玉菌を育てるオリゴ糖を増やしていきます。
オリゴ糖は腸内の善玉菌の大好物で
腸内の善玉菌を増やす効果があり、
善玉菌を定着させ腸内環境が改善されます。
オリゴ糖が豊富に含まれている食材はハチミツで、
1日ティースプーン1杯摂れば十分です。
基本メニューで摂取しているヨーグルト
にかけて食べれば簡単に摂取できます。
さらに腸をよりよい環境に整えるためにキウイや
パイナップルなどの酵素を含む果物を摂取すれば、
腸内の酵素の働きがより促進されます。
酵素が多く含まれているキウイとパイナップルは、
果物の中でもお勧めです。
果物は酵素が壊れないように生で摂取しますが、
ヨーグルトや寒天と合わせてデザートにすると
食べやすいと思います。
そして、最後の2日間は
以下のヨガのポーズを行いましょう。
1.膝曲げ三角のポーズ
足を肩幅より大きく広げて片方のつま先を外側に向け、
息を吸いながら両腕を水平に上げて片足の膝を曲げます。
その後、息を吐きながら膝を曲げた足と
同じ側にある腕の肘を膝の上に乗せて、
息を吸いながら反対側の手を頭の横から上に伸ばし、
その状態を30秒間キープします。
この時、身体全体は三角形を作っており、
これを左右交互に3回ずつ繰り返します。
このポーズは腹筋と背筋を刺激し、
腸下垂が改善されポッコリお腹が改善されます。