睡眠の質が改善しないドリエルとリフレックス・メイラックスの副作用
睡眠の質を高める効果がないドリエルと
リフレックス・メイラックスの副作用など
について解説します。
ドリエルについて
ドリエルは一般用医薬品(睡眠改善薬)で、
病院で処方される睡眠薬とは別物です。
ドリエルは、ストレスが多くて眠れない、
心配ごとがあると夜中に何度も目が覚める、
疲れは感じるけど神経が高ぶって寝つきが悪い、
不規則な生活で睡眠リズムが狂って眠りが浅い
などの一時的な不眠症状の緩和には効きます。
しかし、睡眠薬や不眠症の治療薬ではなく、
一時的に眠れない症状を抑えるだけなので
根本的に睡眠の質が改善することはありません。
よって、慢性的な不眠症の場合は病院へ行き、
自分の症状に合った薬を処方してもらいましょう。
メイラックスについて
メイラックスは不安を和らげる抗不安薬で、
不安が和らぐとリラックスして気持ちが落ちつき
眠気が出ることから睡眠効果が得られるとも
言われています。
しかし、メイラックスの作用時間は
60時間から200時間と他の睡眠薬より長く、
起きている間に極度の眠気に襲われることがある
という副作用があります。
服用し続けて2週間くらい経つと体が慣れていき
強い眠気に襲われることはなくなっていくようですが、
最初は規定量より少なめに服用したりするなどして
様子をみたほうがよいと思います。
また、服用する時間を寝る前から夕方にするなど、
早くするということも試してみる価値はあります。
リフレックスについて
リフレックスは抗うつ剤で、
気分が落ち込んだり不安で眠れない
という症状の方に処方される薬です。
効き目はかなりあって服用すると眠れるようですが、
翌朝まで眠気が続いて、日中起きている間も眠気に
襲われるという副作用が出ることがあるようです。
私自身も不眠症になったことがあり、
病院で睡眠薬を処方してもらい1年位飲んでいました。
しかし、飲み続けているとだんだん効き目が低くなり、
お医者さんに相談するともっと強い薬を勧められました。
私は睡眠薬の副作用が怖かったので
副作用の少ない一番軽い睡眠薬にしてもらいましたが、
それだど最後のほうは全く効果がなくなりました。
薬を飲み続けても治らないので違う方法を考え、
入浴は寝る前にしてお風呂につかってリラックスする、
その後はテレビを観ないで布団の上で深呼吸しながら
ストレッチをする、できるだけ毎日有酸素運動をする
ということを行ったら不眠症は改善しました。
眠れないのは辛いので一時的に睡眠薬に頼るのは
仕方がないと思いますが、飲み続けると効果が低く
なってより強い睡眠薬にしないと眠れなくなったり、
副作用の危険性も高くなるので睡眠薬で一時的に
対処しながら薬を使わない方法で根本的な改善も
行っていくことをお勧めします。