牛乳(低脂肪乳)の筋肉量を増やすダイエット&脳卒中の予防効果
牛乳(低脂肪乳)の筋肉量を増やす
ダイエット&脳卒中を予防する効果
を紹介しています。
低脂肪牛乳の効果
ダイエットをしながら牛乳(低脂肪乳)を
毎日200ml摂ると体脂肪が減り、筋肉が増えて、
体重が減り、引き締まった体型になります。
ダイエットのみで体重をを落とすと
脂肪だけでなく筋量も減るのに対し、
ダイエットしながら低脂肪乳を食事の前に飲むと
脂肪が減り筋量はアップすると言われています。
よって、食事を抜いたり
特定のものばかり食べるダイエットではなく、
1日3食しっかり摂りながら低脂肪牛乳を飲むと
このような効果が得られるのです。
普通の牛乳から脂肪分を抜いた低脂肪乳は
カロリーが低いですが成分は牛乳と変わらないので、
普通の牛乳ではなく低脂肪乳を飲みましょう。
ダイエットの基本である間食や夜食はしない、
食事でご飯などのデンプン類と脂料理を少し減らす、
適度な運動をするということも心がけて下さい。
このようにダイエットにプラスして
低脂肪乳を飲むと脂肪を減らし、筋量を増やす
ことができるのでウェストも引き締まります。
牛乳にダイエット効果があるのではなく、
ダイエットを行っている時にプラスの効果を
もたらしてくれます。
牛乳と抹茶を混ぜる
そして、牛乳で体脂肪を減らして筋肉を作り、
肥満予防にお勧めの飲み方は抹茶と混ぜることです。
これは、牛乳に含まれるカルシウムに加えて、
抹茶のカテキンが脂肪の代謝をよくするためです。
牛乳と抹茶を組み合わせた抹茶ミルクがお勧めで、
作り方は小さじ1杯の抹茶を少量のお湯で溶かし、
温めた牛乳200mlに混ぜるだけです。
温かい方が消化酵素がよく働き、
小腸に吸収されやすくなるので、
夕食の前にホットで飲むことがポイントです。
牛乳の脳卒中予防効果
牛乳には脳卒中を予防する効果もあります。
ホノルルで55~68歳の日系男性
3150人を22年間調査したところ、
牛乳を1日に450ml以上飲んでいる人は
脳卒中の発病率が低かったということです。
牛乳に含まれるカルシウムは
血液中のナトリウム(塩分)を排泄し、
牛乳のたんぱく質は血管壁を強化してくれるため、
脳卒中や脳梗塞が予防できると考えられています。
小腸から血液中に効率よくカルシウムを運ぶ
ビタミンDがカルシウム吸収のために必要なので、
牛乳にビタミンDを加えると脳卒中を予防する効果を
さらに高めることができます。
日本人はカルシウムと同様に
ビタミンDも不足しているので、
意識して摂取するようにしましょう。
ビタミンDを多く含む食材の中には
卵、サケ、サンマ、マグロ赤身、干しシイタケ
などがありますが、中でもサケがお勧めです。
サケ1切れには約25.6μgのビタミンDが含まれており、
これは卵の1個(約1.5μg)の10倍以上です。
サンマ1尾にも約11.4μgのビタミンDが含まれており、
魚にはビタミンDが多く含まれているものが多いです。
脳卒中を予防するのにお勧めのレシピは、
サケのミルクスープです。
用意する材料と作り方は以下の通りです。
<材料(4人分)>
生サケ4切れ、牛乳4カップ、固定ブイヨン1個、
白菜4枚、人参1本、玉ねぎ1個、ジャガイモ2個、
塩とコショウ少々。
<作り方>
1.鍋で野菜を炒めてから白菜を加え、
牛乳とブイヨンを加える。
2.野菜が柔らかくなったら塩、
コショウをふったサケを入れて味を調える。
サケにはDHAも含まれているのでサケのDHAと、
ビタミンD、牛乳のカルシウムが脳血管を強化し、
塩分も少なくヘルシーな料理です。