夫婦が同じベッドや布団で寝ると睡眠の質が下がる理由
夫婦が同じベッドや布団で寝ると、
睡眠の質が下がる理由を解説します。
睡眠が浅くなる
夫婦が同じベッドで寝ると、
特に男性はよく眠れたと感じるようですが、
女性が寝返りをうった時に睡眠が浅くなったり
実際は深い睡眠が十分とれていないことがある
ということが研究でわかっています。
女性は男性ほど睡眠を妨害されたり、
ストレスホルモンが増加することはないようで、
一人で寝たほうがぐっすり眠れたと感じても
女性は男性と一緒のベッドで寝た時のほうが
より眠りが深くなるようです。
しかし、眠っていても男性がいびきをかいたり
歯ぎしりをして音がすると睡眠の質が下がるので、
旦那さんがいびきをかいたり歯ぎしりをする場合
早く病院で治してもらうことをお勧めします。
すぐに病院に行けない場合は耳栓をしたり、
耳栓をしてもいびきや歯ぎしりが気になる場合は
一時的に別の部屋で寝るようにしましょう。
同じ部屋で寝る大切さ
ただ、夫婦のスキンシップは健康に影響し、
スキンシップの多い夫婦ほど健康であるという
データもあるようなので、ずっと別の部屋で
寝ることは健康面から見るとマイナスです。
また、寝室で睡眠以外で夫婦が一緒に行う
時間が長いのが会話で、別の寝室で寝ると
夫婦のコミュニケーションの時間が減ります。
年齢が上がるにつれて別寝室で寝る夫婦が
増えていくようですが、同じ部屋で寝ることで
相手が急に病気になった時に気づきやすく、
早い段階で対処できるという利点もあります。
脳梗塞や脳卒中など、
早く気づいて対処すれば命をとりとめたり、
後遺症が残らずにすむ場合もありますので
同じ寝室で寝ることは大切かもしれません。
同じベッドで寝ると睡眠の質が下がるので、
同じ部屋で別々のベッドや敷布団で寝たり、
同じベッドや布団で寝たいという場合でも
かけ布団だけでも別にして寝るようにすると
質の高い睡眠をとるために効果的です。
よって、夫婦でよく相談して
お互いにとって一番良い形で
睡眠の質を高める努力をしてみて下さい。