脳卒中の原因になる一過性脳虚血発作を予防するフコダインと昆布水
脳卒中の原因になる一過性脳虚血発作
を予防する、フコダインを含む昆布水
の作り方を紹介しています。
脳卒中の原因
一過性脳虚血発作とは、
食べ物を箸から落としてしまう、
目の前がかすんでしまう、物が二重に見える、
どちらかの手足がしびれる、言葉が思い出せない、
という症状が出ることで脳卒中の原因になります。
カルフォルニア大学の調査では、
一過性脳虚血発作を訴えた人の
約50%が2日以内に、4~20%が90日以内に
脳卒中を発症したということです。
一過性脳虚血発作
一過性脳虚血発作の主な原因は血栓ですが、
血栓は脂肪、不純物、血小板、フィプリンなどが
血管壁にくっつくことにより常に作られています。
そして、血液の流れによりこの血栓がはがれ、
血管の細いところに詰まると血液が流れなくなり、
一過性脳虚血発作を引き起こします。
そこで、一過性脳虚血発作を予防するには、
細い血管のつまりを防ぐために血栓を溶かすことと
血栓を血管壁にくっつけないことが効果的で、
そのために朝、昆布水を飲むと効果的です。
フコダインの効果
昆布に含まれるフコイダンという成分が
血小板が血管壁に接着するのを防いでくれ、
血栓の形成を予防するからです。
フコイダンは水溶性なので
水に溶かすとより吸収されやすくなるため、
コップ1杯の昆布水にレモンやみかんなどの
柑橘類を入れると効果的です。
これは、柑橘類に含まれるクエン酸が、
血栓を細かくしてくれるからです。
ゆず昆布水の作り方
ゆず昆布水の作り方は、以下の通りです。
<材料>
コンブ(3cm角) 1枚、水 180cc、ゆずの絞り汁 適量
<作り方>
1.洗った昆布水を水に入れ密閉し、冷蔵庫で1晩おく。
2.昆布を取り出して、ゆずの絞り汁を入れて飲む。
※甲状腺の病気のある人は飲まないようにして下さい。
※その日に飲み終えて、作り置きはしないで下さい。
昆布水の糖尿病予防効果
もう一つ、昆布には糖尿病を予防する効果があり、
これは昆布に含まれるインスリン似た成分バナジウムに
血糖値の上昇を抑える作用があるためです。
昆布には他の食品より多くバナジウムが含まれており、
粉末にして食べると糖尿病予防により効果的です。
昆布40g(6人分)をミキサーにかけて細かくし、
炊く時にご飯に混ぜる炊き込みご飯がお勧めレシピです。