睡眠の質を良くするために夜は真っ暗or豆電球の光
睡眠の質を良くするには夜は真っ暗にするか、
豆電球の光にしたほうがよいと言われています。
光で睡眠が浅くなる
理由は明るい光を浴びて寝ていると
睡眠が浅くなりやすく、睡眠の質に
悪影響を及ぼす可能性が高いからです。
睡眠中に疲労回復や記憶の整理が
行われていますが、睡眠が浅くなると
これらが正常に行われなくなるため
十分な時間寝ても疲れが抜けなかったり、
物事が覚えられないということが起こります。
真っ暗と豆電球の光とどちらがよいかですが、
昔は月明かりで寝ていたことから薄明りのほうが
真っ暗よりいいという説があります。
しかし、月の光は0.2~1.0ルクスくらいで、
豆電球の光は9ルクスくらいと言われています。
さらに、光の強さが10ルクス以上だと、
熟睡に必要なホルモンであるメラトニンの
分泌が阻害されるという結果も出ています。
この数値から豆電球のほうが
月の光より圧倒的に強いので、
豆電球を使うにしても光の強さを弱くして
使う必要があります。
真っ暗に加えて必要なこと
一番よいのは夜カーテンを明けて
ガラス窓から入ってくる月明かりで寝ることですが、
都会でカーテンを開けると月の光だけでなく
電灯などの光まで入ってきてしまいます。
そこで、私は電気も使わず環境にもいいことから
部屋を真っ暗にして寝ていますが問題はなく、
質の高い睡眠がとれて朝スッキリ起きれています。
よって、豆電球の光を月明かりの
レベルに調整するのが面倒な方は、
部屋を真っ暗にして寝ればよいと思います。
あと、静かな環境で寝ることも大切なので、
テレビはもちろん音楽やラジオも決して
静かにして寝るようにしましょう。
そして、睡眠中は深い睡眠のレム睡眠と
浅い睡眠のノンレム睡眠を繰り返していますが、
疲労回復や体温調整などの体に関することと
記憶の整理を正常に行うにはレムとノンレムの
サイクルが4セット必要です。
レム睡眠とノンレム睡眠のサイクルは、
70分~110分と人によって異なりますが、
平均90分なので4セットで360分=6時間
くらいの睡眠をとるとよいと言われています。