睡眠

睡眠の質を下げる昼寝を防ぐための昼間の眠気対策

睡眠の質を下げる昼寝を防ぐための
昼間の眠気対策を紹介します。

昼寝

 

昼寝を長い時間すると夜寝た時に
深い睡眠をとることができなくたるため、
睡眠の質が下がります。

睡眠の質が下がる理由

通常、夜寝てから30分後くらいで
一番深い睡眠状態になりますが、
昼寝を30分以上すると昼間に一度
一番深い睡眠状態になってしまうので
夜寝た時に二番目に深い睡眠から
スタートすることになります。

そうすると夜の睡眠が全体的に浅くなるため、
睡眠の質が低下するという訳です。

 

適切な睡眠時間は人によって異なりますが、
だいたい6時間~8時間と言われています。

これは、浅い睡眠と深い睡眠のサイクルが
平均90分で4サイクル必要だからです。

 

1サイクルが短い人は70分で、
1サイクルが長い人は110分と
人によって20分の誤差があるため、
サイクルが短い人は5時間くらいの睡眠でよく、
サイクルが長い人は7時間以上の睡眠が
必要になります。

休みの日に目覚ましをかけずに寝て
自然に起きた時の睡眠時間を4で割ると、
自分のサイクルが何時間か分かります。

 

最適な睡眠時間が平均の6時間の人の場合、
前半の3時間で疲労回復や細胞の再生など、
体のことに関する処理が行われており、
後半の3時間で記憶の整理が行われます。

よって、3時間くらいの睡眠で体は元気でも
記憶の整理が行われず物事を忘れやすくなる
といったことが起きるので注意が必要です。

 

このように、夜に自分にとって適切な時間で
寝ることが質の高い睡眠のために大切ですが、
そのためにも昼寝は20分以内にすることが
ポイントです。

それでも昼間の眠気をがまんできずに
昼寝をしてしまうという方もいると思います。

昼間の眠気を抑える対策

そのような方は簡単にできるので、
以下を実践してみて下さい。

まず、パソコンを使った仕事や事務作業など、
体をあまり動かさない仕事をしている方は
昼食を少な目にしましょう。

 

食後や通勤までの時間に体を動かすので、
朝ごはんは普通に食べても
それほど眠気に襲われることはありません。

しかし、昼食をお腹いっぱい食べてしまうと
午後体を動かさない仕事をしている場合は
すごい眠気に襲われます。

 

夜遅くまで残業をしている方などは、
お昼にたくさん食べておかないとお腹が空くと
昼食をたくさん食べてしまいがちですが、
腹八分目にしてお腹が空いた時はナッツなど
おやつを少しとるようにしましょう。

学生で午後、机に向かって勉強している方も
同じです。

 

ただ、学生で時間がわりと自由になる場合は、
眠くなったら運動するのもお勧めです。

学校にジムがあればそこへ行って
トレーニングするのもよいですし、
ジムへ行くほどの時間がなければ
深呼吸しながら学校内を10分程度
散歩するだけでも眠気から解放されます。

 

有酸素運動をするとストレスも発散でき、
脳に酸素が取り入れられて脳が活発に働く
ようになるので勉強もはかどるようになります。

眠気がきたら運動をするということを行うと、
昼寝を防ぎ、質の高い睡眠がとれるだけでなく、
健康や学習にも良い効果が得られるので
ぜひ行ってみて下さい。

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