睡眠

睡眠の質を高める部屋の環境・空気・温度(気温)とは

睡眠の質を高める部屋の環境・空気・
温度(気温)について解説します。

寝室

 

睡眠の質を高めるには食事や運動といった
生活習慣も大切ですが、空気や温度などの
寝室の環境も非常に大切です。

部屋の空気は外よりキレイに思えますが、
車がたくさん通る道路の空気より汚れている
場合もあります。

 

それは、部屋にはダニやノミ、
外から体について運ばれてくるホコリなどの
ハウスダストが存在しているからです。

睡眠中に疲労の回復などが行われていますが、
寝室の空気が汚れていると十分な睡眠時間を
とっても疲れがとれないということが起こります。

 

ホコリに関しては部屋の掃除をしてキレイに
すれば大丈夫ですが、ダニやノミは気温や
部屋の温度、湿度に大きく関係するので
快適な睡眠をとるためには室温や湿度にも
気を配る必要があります。

最適な温度と湿度

まず、室温は冬は16~19度くらい、
夏は26度以下がよいと言われています。

布団の中は32~34度がよいと言われていますが、
布団の中の温度まで測るのは大変なので、
部屋の温度を最適に保つようにしましょう。

 

そして、湿度は50%くらいが最適なので、
梅雨の時期など湿度が高い時には除湿器、
冬の乾燥した時期には加湿器を使って
部屋の湿度を50%くらいに保ちましょう。

さらに睡眠環境を整える

このような自分でできることから始め、
それでも睡眠の質が上がらないという方は、
自分で掃除しているつもりでも枕や布団などの
寝具、じゅうたんや畳、ぬいぐるみなどに付いた
ほこりで部屋の空気が汚れている可能性があります。

よって、掃除して部屋の温度・湿度を最適にしても
睡眠の質が上がらないという方は空気清浄機で
部屋の空気をキレイにしてみて下さい。

 

他には、寝る時は電気を消して部屋を暗くする、
テレビや音楽を消して静かにして寝るということも
熟睡するためには大切になります。

寝た時に頭の周りにとがったものがあると、
無意識が反応して熟睡できないことがあるので
頭の周りには何も置かないようにしましょう。

 

部屋の環境を整えて、寝る1時間くらい前までに
有酸運動をしたり、ゆぶねにつかってリラックスし、
寝る前にストレッチをすれば睡眠の質を高める
ことができるので実践してみて下さい。

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