肌の乾燥による口周りの荒れに効くラップを使ったパック法
肌の乾燥による口周りの荒れに効く
ラップを使ったパック法を紹介します。
口の周りというのは、顔の肌の中でも
皮膚が薄くとてもデリケートな部分。
その割に、あまり丁寧にケアされない
部分でもあります。
口周りが荒れる原因
口紅を落とすために、
クレンジングの際強く擦ってしまったり、
化粧水やクリームを塗るとき、
鼻の下や口角までしっかり塗れていなかったり、
乾燥するからと言って唇を舐めてしまったり
するのもよくありません。
そのため、
それほど乾燥肌に悩まされていない方でも
口の周りだけが荒れたり、
粉がふいてしまったりするものです。
今回は、そんな多くの方が悩む
「口の周りのカサカサ・荒れ」をケアする、
ラップを使った簡単なパック法をご紹介します。
お勧めの口周りパック法
≪用意するもの≫
・タオル
・リップクリーム
・食品包装用のラップフィルム
≪手順≫
1.唇が清潔な状態で始める
パックをする際、しっかりと潤いが浸透するように
事前に口紅や汚れをキレイに落としておきましょう。
肌が清潔で血行も良くなっている
お風呂あがりに行うのがオススメです。
2.蒸しタオルで唇を温める
唇を温めてやわらかくしておくと効果が高まります。
蒸しタオルを口元に優しく当て、
スチーム効果を利用し、温めて蒸しましょう。
時間がない時はこの工程を飛ばしてもOKです。
≪蒸しタオルの作り方≫
水で濡らしたタオルをゆるめに絞り、
耐熱皿にのせて電子レンジで40秒~1分程温める。
※やけどに注意
3.リップクリームを広めに塗る
唇から少しはみでるくらい、
カサカサ・荒れが気になる範囲をカバーするつもりで
リップクリームをたっぷりと厚く塗ります。
4.マッサージをする
利き手の薬指を使って唇をクルクルと
小さな円を描くようにマッサージします。
デリケートな部分なので強すぎる摩擦・
マッサージのやりすぎは禁物です。
上記のマッサージを2~3回、優しく行いましょう。
5.ラップで覆う
リップクリームを塗った範囲を覆えるサイズに
切ったラップでパックをします。
1枚で全体を覆ってももOKですが、
ラップを上下2枚に分けて貼るのがオススメです。
ラップを小さく2枚にカットして上下にそれぞれ貼ると、
唇全体をしっかりカバーできます。
1枚で全体を覆う場合は、
真ん中に切れ込みを入れておくと呼吸もしやすく、
便利です。
6.5~10分置く
7.ラップをはがして終了
リップクリームは洗い流さなくてOK。
擦ると乾燥の原因になるので、
拭き取りたい場合はやわらかいティッシュや
蒸しタオルなどを優しく押して落としてください。
≪補足≫
使用するリップクリームは普段使っているもので十分ですが、
その他、エクストラヴァージンオリーブオイルや、蜂蜜、
ワセリン、唇専用美容液などを使用してもOKです。
食品や美容液を使用する場合は、
パック後にリップクリームを塗って
潤いが逃げないようにしましょう。
ただ、デリケートな部分ですから、
過度なケアは逆効果になる可能性があります。
頻度としては週1回~2週間に1回程度で良いと思います。
唇の様子を見ながら行ってみてください。
継続的に行うと、リップメイクのノリが全然違いますよ。
ぜひ、丁寧なケアでぷるぷるの唇を手に入れてくださいね。