幼児のお風呂嫌いを克服!遊び心いっぱいのアイデアを紹介
子どもがいきなり「おふろ嫌い!」と言い出すことがあります。
この時期の子どもたちは自分の意志を強く示すため、嫌がりやすいんですね。
お風呂が苦手になってしまわないよう、ゆっくりと寛容な姿勢で接することが重要です。
子どもがお風呂を好むような、楽しいバスタイムの風景を創る工夫をしましょう。
この記事では、以下のようなお風呂が楽しみな時間に変わるようなコツをシェアします。
・お風呂への誘い方の要所
・バスタイムを愉快にする工夫
・避けるべき子どもの嫌がる入浴態度
・家で簡単に作れるおもちゃ(バスボム)の指南
2歳の子供が嫌がるお風呂を楽しくする方法
「うちの子、お風呂が大の苦手…。」そんな悩みを持つ2歳のお子さんの親御さんへ、楽しくお風呂の時間を迎えるための工夫を、我が家からの提案としてお届けします。
子供の嫌がる理由と親の対応を見直す
まずは、お子さんがお風呂を嫌がる理由に耳を傾け、ご自身の対応にも改善の余地がないか振り返ってみましょう。
細かい部分であっても、お子さんにとっては大きな問題となることもあります。
確認ポイントは、以下の通りです。
・お風呂を嫌がる根本的理由を掘り下げる
・お風呂に入る目的やその重要性を説明する
・お風呂に入る前に十分なアナウンスを行う
・無理強いしない身体の洗い方を心がける
これらのポイントに気を配りつつ、子供の心に響くお風呂の楽しみ方を提案してみましょう。
例えば、「シャンプーのボトルはどこだろう?」という問いかけで、お子さんの好奇心を刺激してみるのも良いでしょう。
お風呂で遊べるおもちゃで楽しみを加える
お風呂専用のおもちゃや遊びを提供することで、お子さんの興味を引きつけ、お風呂へのワクワク感を増大させることができます。
水遊びができる市販のおもちゃや、キャラクター形の氷など、お家にある素材を活用しても一緒に楽しむことができます。
「今日はどんな色のバブルにしようかな?」という言葉で、お風呂の時間をもっと魔法のような時間に変えましょう。
入浴剤を使ってお風呂をもっと魅力的に
カラフルで魅力的な入浴剤は、子供たちにとってお風呂を楽しい時間へと導きます。
バブルが楽しい風呂やおもちゃが出てくるバスボムは、子供たちに喜ばれること間違いなしです。
さまざまな色の入浴剤を揃えて、「今日は何色でお風呂にしようかな?」と子供に選んで楽しむ時間を提供するのも、親子の素晴らしい思い出になりますよ。
2歳の子供とバスタイムを楽しむアイデア3選
子供がお風呂に入りたがらない時、遊び道具に頼るのは定番ですが、いつもとは違った楽しみ方があるんです。
今回は、おもちゃを使わずにバスタイムを充実させる方法をいくつかご提案しますので、一緒に試してみてくださいね。
泡で形作りを楽しむ
シャンプーの泡で面白い形を作ってみましょう。
我が家では、髪の泡で動物の角を作ったり、泡でちょっとした「顔かたち」を作ってゲームにしています。
子どもが大好きなキャラクターにすると、喜びもひとしおです。
うちで使用している全身洗浄剤は、子供の肌にも優しくて、泡も目に入らないので安心です。
一緒に「おままごと」で遊ぶ
シャンプーやボディーソープを使いながらの「美容院ごっこ」や「お医者さんごっこ」で、子どもの話に耳を傾けてみてください。
家の子も、「ここがかゆいな」と教えてくれるんですよ。そうすることで、子供が落ち着いて体を洗わせてくれるものです。
歌でバスタイムを盛り上げる
子どもとのデュエットで、お風呂時間を歌の時間に変えてみませんか?
まだ歌詞を覚えるのが少し難しい2歳でも、ノリノリのリズムで体が動きだします。
防水機能付きのポータブルスピーカーで、子どもの好きな曲をかけることもおすすめです。
魔法みたいな効果があり、嫌がるお風呂にササッと入ってしまうこともあります。
2歳の子供と楽しむ! 自家製バスボールの作り方
2歳のお子様が夢中になる自家製バスボールの作成法をお伝えします。
おもちゃとしても大喜びで、おまけに炭酸の恩恵で温まりやすくもなります。
お風呂の時の泣きごとを解消する、手作りバスボールを一緒に挑戦してみませんか。
さまざまなタイプを作って、バスタイムをより特別なものにしましょう。
自家製バスボールのための準備
【道具】
・ラップ
・ボウル
・スプーン
・計量スプーン
・霧吹きボトル
【材料(バスボール1個分)】
・重曹:大さじ2
・クエン酸:大さじ1
・コーンスターチ:大さじ1
・水:適量(霧吹きボトルで使用)
・食用色素:使用は任意
身近な100円ショップ等で入手可能な重曹やクエン酸を使用します。
色は自由に調整でき、お好きな色を加えてみてください。
【ポイント】
配合比率は重曹:クエン酸:コーンスターチ=2:1:1です。
香りが好きならエッセンシャルオイルを数滴加えてもOKです。
ただし、幼児や高齢者には香りが強すぎたり、刺激があったりする恐れがあるため無香料を推奨します。
使用する際も、エッセンシャルオイルは控えめにしてください。
手作りバスボールの作成手順
さて、実際にバスボールを作っていきましょう。
ボウルに重曹、クエン酸、コーンスターチを入れてよく混ざるようにします。
色をつけるなら、この段階で食用色素を加えます。
霧吹きで水を少しずつスプレーしながら混ぜ合わせます。
スプーンの裏で押して形が保てるようになれば十分。急激に水を入れると反応してしまうため、少しずつが鉄則です。
完成した混合物をラップに移し、しっかりと丸めます。
きちんと圧縮することで、お風呂に入れた時にキチンと解けるようになります。
ラップで包んでから、さらに形を整えてください。
つくれたバスボールを3時間以上放置し、完全に乾かしたら完成です。
湿気の少ない場所で乾燥させてください。
自家製バスボールの楽しみ方
自家製バスボールは市販品と同じく、お風呂の中で溶かして楽しみます。
温浴効果で血流が良くなり、リラックスにも役立ちます。
ただし、小さなお子様には、一度のバスタイムで1個を目安にしてください。
また、うっかり口に入れないよう注意が必要です。たくさん作ったものは、それぞれラップで包み、コンテナや瓶に入れて湿気を避けながら保管しましょう。
幼児のお風呂嫌いを克服するアイデアのまとめ
2歳のお子さんがお風呂を敬遠する時、問題を解決するカギは、その抵抗感の根本原因や保護者の対応法を把握することです。
お風呂を楽しいものと感じさせる活動を取り入れて、子どもの好奇心を掻き立ててみましょう。
さらに、バスタイム専用のおもちゃやアイテムを利用するのもおすすめです。
お子さんがお風呂に抵抗を感じる原因を探るポイントとして、どうしてイヤなのか、入浴の大切さを理解しているかどうか、入浴の前に適切に伝えているか、あまりに強引に体を洗っていないかなどの確認が大切です。
子どもが自ら進んでお風呂に入るよう促すためには、手伝いをしてもらうことや、自分で選ぶ楽しさを提供することが有効です。
遊び道具としては、氷やタオルを使ったシンプルな遊びが適しています。
おもちゃを使わない楽しみ方として、ごっこ遊びや泡での遊び、お風呂での歌唱など子どもの興味を引きつけるアイデアが豊富にあります。
お風呂に誘う方法としては、叱責や脅迫、無理強いは避けるべきです。
バスボムは幼児が喜ぶアイテムですが、手作りの場合は誤って口に入れないよう十分注意が必要です。
さまざまなお風呂の誘い方がありますので、どうかお子さんがお風呂を嫌がり倒しても根気強く対応して、愉快なバスタイムを家族で楽しんでください。